![]() ACIMとは、イエスキリストからチャネリングされたA Course In Miraclesの頭文字語。「エイ・シー・アイ・エム」または「エイシム」と読む。 著作権が消滅してからは、いくつかの邦訳が現れてきた。 一つは、出版社ナチュラルスピリットの何年も待ち望まれた邦訳だ。『奇跡のコース 第1巻/テキスト(大内博訳)』という邦題で、ようやく2010年12月4日にてamazon.co.jp等で発売された。ところが仕上げが翻訳調なので、がっかりした購入者が少なくない。 現在は、待望のFIP公認版となる『奇跡講座』は翻訳作業中。 次の記事をご参照。 |
ニューヨーク市にあるコロンビア大学医学部の助教授であった故H・シャクマン(Helen Schucman)博士は、1965年10月から1972年9月にかけて、イエス・キリストから奇跡の学習コースをチャネリングした。英題は『A
Course In Miracles』(ア・コース・イン・ミラクルズ)となり、頭字語の『ACIM』としても知られている。
1976年に出版されてから10ヶ国語に翻訳された。全世界で2002年までは、口コミだけで150万部を突破。
![]() H・シャクマン博士 |
![]() B・セトフォード博士 |
「イエスの『声』は無音でした。心の中で聞こえる一種の速い口述という感じでしたので、内容を速記帳に書き止めておきました。手が勝手に動くような作業ではありません」と故シャクマン博士は述べる。
2003年10月には、8年にわたる法廷闘争のあげくに、ニューヨーク州の地方裁判所判事が下した判決で、ACIMのFIP英語バージョンの著作権が無効になった。
2004年5月28日には、上訴できる期限が切れたため、ACIMのFIP英語バージョンは正式に「公有財産」、つまり著作権が消滅状態となった。
(FIP英語バージョンだけではなく、すべてのACIM英語バージョンの著作権が無効だと断言する声もある)
著作権を握っていたFIP財団法人(Foundation for Inner Peace)の下で、英日翻訳は1991年ごろから行われていたが、いまだに作業中。しかし著作権が消滅してからは、いくつかの邦訳が現れてきた。
最初に現れたのは、ネットで販売されている『奇跡の道』という邦題で、田中百合子の個人試訳がある。
もう一つは、出版社ナチュラルスピリットの何年も待ち望まれた邦訳だ。この訳はおそらく『奇跡の道』に手を入れて大幅に改善したものだろう。『奇跡のコース 第1巻/テキスト(大内博訳)』という邦題で、ようやく2010年12月4日にてamazon.co.jp等で発売された。
![]() |
| 田中百合子さんの翻訳を読了・熟読し、ワークを終了した後に(ナチュラルスピリット社の『奇跡のコース』を)入手しましたが、 非常に読みづらい、と感じました。直訳的な感じがして、イメージが膨らみません。
一番最後のワークは、事情があって原文で行ったのですが、文章を読んでいるだけで 強烈なエネルギーワークを受けているようなクラクラした感じがする程パワフルなものでした。 田中さんの翻訳では、それ程ではなかったのですが、それでも十分に 「大きく温かい愛」に包まれたように体温が上がっていきました。 でも、この翻訳は、残念ながら私にはかみ合いませんでした(><) もっと色々な方々の翻訳が出たらいいな。
|
現在FIPでは、加藤三代子と澤井美子がFIPバージョンの翻訳に取り組んでいる。邦題は『奇跡講座』となる予定。待望のFIP正式な公認版となる。
| 「わたしはクリスチャンではない」 ――イエス・キリスト(P・タトル氏のチャネリングで) 「わたしが十字架にはりつけにされたのは、あなたたちが悪かったからではない」 ――イエス・キリスト(ACIM) 「わたしもあなたも同じく神の子」 ――イエス・キリスト(P・タトル氏のチャネリングで) |
ACIMはキリスト教ではない。教会堂等もない。礼拝など儀式もない。悟りへと導くコースだ。「時」や「空間」、「物質」、「因果」、「運命」、「人」などの驚くべき実相について現代人が理解できるように事を分けて説いてある。
また聖書を訂正する個所もところどころある。例えばイエスは、名聖句である「まづ神の国と神の義とを求めよ、されば凡てこれらの物は汝らに加へらるべし」(マタイ伝6:33)の「求めよ」を「念ぜよ」と訂正した。
当然ながら数多くのキリスト教原理主義者は、イエスの「声」を悪魔サタンのだとぎゃーぎゃーわめき立て、ACIMをブラックリストに載せている。
ACIMのページ数は版によって異なるが、FIP版は、669枚のページでできたテキストブックと、488枚のページでできたワークブックと、92枚のページでできた教師用指導書という3つの書に成り立っている。3書が一冊にまとまっているので分厚い。
ACIMのワークブックには、悟りに導く365課のレッスンが掲載されている。早くとも、1日に1レッスンを練習するペースで進めば一年でワークブックを終えられる。
![]() ACIMのFIP版 |
![]() シャクマン博士の速記 |
![]() ACIMのUrtext原稿 |
![]() |
![]() ACIMのJCIM改訂版 |
![]() P・タトル氏 |
新約聖書にぽつぽつ出てくるイエスの御言葉がきらきら輝く金塊だと気付いた人は少なくない。金塊だとすれば、イエスの御言葉でぎっしり詰まった千ページを超えるACIMは、まばゆいばかりの白熱を放っているゴーゴーとうなる金鉱だと言っても過言ではない。
| 「あなたの充足は無限だ」 ――イエス・キリスト |
ウハウハ声がこだまするほど広々したこのまばゆいばかりの金鉱だけで満足する人が多いだろう。でもイエスからのプレゼントはそれだけで止まらない。
![]() |
1982年2月のときからイエスは、タトル氏のチャネリングを通してわたしたちに話し掛けている。1985〜2002年に掛けて、100回以上の『Raj Gathering』という集いを行なった。
それらの集いでは、奇跡や神秘的な治癒、人生相談、充足、問題解決、神、聖霊、テレポーテーション、死、カルマ、霊魂の再生、宇宙人の到来、守護神、時事問題、悟り、セックス、ACIM、金、瞑想、霊、時間、空間、物質、天国などありとあらゆる話題が取り上げられた。
天国の試写会だと言える。
2002年にイエスは、『Raj Gathering』にピリオドを打ってから、ACIM解説中心の『ACIM Study Group』というACIMオンライン放送を開始した。現在(2011年10月)にも続けられている。解説の一から十までイエス・キリスト自らが行なっている。HP名は『Northwest
Foundation For "A Course In Miracles"』となっている。
当HP「イエスは語る」では抜粋集を日本語で読むことができる。
K・ヤマダ




